レモンやリンゴなどの果物で口臭対策!消臭効果の秘密とは

気になる口臭を防ぐアイテムとして人気のあるガムやキャンディー、サプリメント。こうした口臭予防グッズの多くは合成香料で口臭の臭いをカバーするため、使い方を間違えるとかえって不快な臭いを作り出してしまうことがあります。もっと自然なもので口臭を予防したいという方は、身近な果物であるレモンやリンゴの力を借りて口臭対策してみてはどうでしょうか?
レモンのさわやかな酸味が口臭を撃退!
レモンの酸味に含まれるクエン酸は殺菌・除菌効果があります。口臭は虫歯菌や歯周病菌などをはじめとする雑菌が繁殖することで起こるため、レモンを食べることで口臭を軽減させることができます。
またすっぱいものを見ると唾液がわいてくる感覚を覚えることからも分かるように、クエン酸には唾液の分泌を促してドライマウスを防いでくれるはたらきもあります。
といってもレモンをそのまま食べるのは酸味が強すぎるので、紅茶にレモン果汁をたらしたり、ハチミツとお湯をプラスしてホットドリンクなどにして飲んでみてはどうでしょうか。
リンゴは天然の歯ブラシ?
りんごに含まれるアップルフェノンというポリフェノールにも口臭を予防してくれる効果があると言われています。特ににんにくやニラを食べたときの臭いの元となるアリシンはこのアップルフェノンで効果的に抑えることができると言われています。
アップルフェノンはりんごの皮に多く含まれているため、皮ごと食べたりミキサーにかけてジュースにするのがおすすめです。またアップルフェノンには歯垢を構成する酵素のはたらきを阻害する作用もあるようです。口臭が気になるときだけではなく、虫歯予防としても食後のりんごを習慣にしてみてはいかがでしょうか。