福神漬けになた豆が入ってるって知ってた?意外と身近ななた豆料理

歯磨き粉やお茶になって我々の前に姿を見せるなた豆、でも実は普段から目にしているかもしれません。それはカレーライスの時によく現れるもの。そう、なた豆は福神漬けに使われている代表的な食材のひとつなのです。
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本当に福神漬けになた豆が?
実際福神漬けの中を見てみると、どう見ても豆なんて入っているようには見えません。そのため、なた豆が福神漬けに使われていることを疑う人も多いかもしれませんが、これは仕方のないことです。福神漬けに入っているなた豆は豆の形をしていないのです。
では、どういった形で入っているのかというと、瓢箪のような形で福神漬けに隠れています。なた豆というのは大きなサヤが特徴で、これを切ってみると見事に瓢箪のような形になるのです。それを薄くスライスしたものこそが福神漬けに入っているなた豆の正体ですので、今後福神漬けを食べる機会があれば、ぜひ瓢箪のような形のなた豆を探してみてください。
ちなみに作り方は?
さて、福神漬けになた豆が入ってることが分かったところで、簡単に作り方も説明しておきましょう。まず鞘を直接塩ゆでし、5分ほどたったところでなた豆を輪切りにします。後はダイコンやナスといった野菜と一緒に調味料を加えて煮てから一晩置くだけ。これだけで自家製福神漬けの完成です。ちなみに福神漬けに使うなた豆は若いものでなくてはいけません。そうでないと皮が硬くなりすぎてしまうため、食べるにはちょっと無理があります。