どれくらいの時間で歯石ができる?歯石が形成されるまでの日数

のんびりしているとあっという間に歯石になる?
歯周病対策や口臭予防など、あらゆる面で気をつけなければならないのが歯石除去です。歯石はいきなり口に入った瞬間できるものではなく、歯の表面や歯間にプラークと呼ばれる歯垢がたまり、唾液や組織液に含まれるカルシウムによって固められ歯石へと変化していきます。これを石灰化と呼び、できるだけこの流れを早い段階で食い止めることが重要となります。
つまり歯垢をできるだけ長く口内に留めないこと、歯垢を溜めない習慣を身につけることが大切です。毎日丁寧なブラッシングはもちろん、フロスなどを使ってできるだけ歯垢を落とすことを意識しましょう。大体歯垢から歯石になるには約1ヶ月ほどかかると言われています。そんなにあるのか、とのんびりしていればあっという間。残念なことに、歯ブラシだけでは汚れは60%程度しか落とすことができないと言われています。フロスなどを使っても90%程度、つまり確実に歯垢は残ってしまうということです。
定期的なメンテナンスを行うことを忘れずに
しかも1ヶ月程度というのはあくまでも自力で除去が困難になる程度の歯石になる話で、歯石に変化するのは2日間というデータもあります。つまりちょっと歯磨きをサボればどんどん歯石をつくっていくことになるわけです。これを予防するには歯科で定期的に歯石除去してもらう必要があります。毎日の歯磨きと、定期的なメンテナンスで歯石をつくらないようにしましょう。